PKSの輸入販売
弊社は品質の良いPKSをインドネシアの現地のサプライヤーから直接仕入れを行いお客様のご希望の場所までお届を致します。
PKS(Palm Kernel Shell)とは?
インドネシアやマレーシアで栽培されているアブラヤシの木の種を覆っている殻のことです。
PKSは油を搾りとったときに出る廃棄物。
昔インドネシアの人たちはPKSを家庭の燃料にして生活していた時もありました。
PKSは、そのものに油を含んでいるためよく燃えるので燃料には適していたのです。
弊社はインドネシアカリマンタン島内陸部の農村エリアでその集荷、管理業務を行います。その農村エリアにおいては、所得が低い方が多数おり日々ライフラインが整備されていない環境で生活を強いられていると聞きおよびます。弊社がこのようなエリアでPKSの集荷および運搬業務、管理業務に地域住民を雇用することで、さらにCPO工場やパームヤシ園からPKSを購入することによる経済効果で地域住民の生活向上が図れるのではないかと考えました。また、このエリアには鉄道がなく、移動の手段としては、自動車、オートバイが主な移動手段のようです。しかしながら農村地域の生活路は、凹凸が激しい未舗装路なので交通に支障をきたしている現状があります。将来的に弊社は利益の一部を地元に還元することで未舗装路整備を支援し、スムーズな交通環境を整えたいと思います。
もう一方パームヤシ園運営の問題としてアブラヤシ古木の処理があります。アブラヤシの木は樹齢4年目からパーム油が搾取できるようになり、10年目以降はその実の数が減少し、25年目には廃木となります。以前は古木を倒し、自然腐敗していたとのことですが、自然腐敗による害虫の発生が大きな環境問題となっております。この問題を解決するため、専用の粉砕機による古木の粉砕作業が必要なのですが、粉砕機が高価な上、それを扱えるオペレーターやメンテナンススタッフが不足とのことで、なかなか古木の処理ができない状況との話が農園管理者からありました。この点についても重機の購入資金、オペレーター、メンテナンススタッフの派遣や技術指導などの支援を行って参りたい所存です。
木質ペレットの製造
弊社は木質ペレットの製造工場を福島県葛尾村にて設営する予定で現在鋭意企画中でございます。
木質ペレットの販売
弊社は良質な海外産木質ペレットを輸入販売致しております。
木質ペレットとは?
製材の副産物であるおが粉や鉋くずを圧縮して直径6~8mm、長さ5~40mmに成形した小粒の固形燃料。
ペレット化のメリットは、製造工程においてより不純物の除去が行われることによる品質の安定化が図れ、チップよりも単位容積当たりの燃焼カロリーが高くなることと水分含有率の低下する容積が少なくなり形状が一定化されることから保管コストと輸送コストの削減に繋がる。等々が上げられ環境社会に配慮した事業と考えます。
昨今、代替発電としてバイオマス発電が脚光をあびてきており弊社では海外産の木質ペレットの調達ルートの開拓を進めてきており、中でもカナダにおいて良質の木質ペレットの長期間供給できる体制の構築を行います。
木質ペレットの材料となる樹木は、光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を排出しています。実際には、ペレット等を燃焼することで、二酸化炭素は排出されます。ですが、樹木の伐採後に森林が更新されれば、その成長過程で再び樹木に二酸化炭素が吸収されることになります。
この自然現象から、実質二酸化炭素の排出がゼロとなるのです。これをカーボンニュートラルと称します。